の と き ど き 日 記
酒のことに限らず普段感じたことを、ときどき書きます。

2002年4月〜7月 2002年1月〜3月 2001年10月〜12月 2001年8月〜9月




2002年10月30日 (水)
  29日発行の当店のメルマガ「あべたや瓦版」にて、給食のことを書きました。
 さて先日、小5の娘が学校から帰ってきて言いました。「お父さん今日の給食すごかったよ!」「何がすごかったの?」とたずねますと、「今日のメニューは、松茸ごはんとトンカツやってん」というのです。私も「そりゃすごいね、豪華やねぇ」と答えました。私は、娘に「お友達みんな、喜んで食べてた?」と質問しました。「うん大体の子は、食べてたけど、松茸だけ出してごはんだけを食べている子もいたよ」という返事が返ってきました。

 隣で聞いていたカミサンが、「松茸ごはんにトンカツ?なんか取り合わせがよくないねぇ」とぼそっと言いました。言われてみると、たしかにそうですね。
松茸ごはんにならトンカツより焼き魚のほうがいいでしょうね。味覚音痴の子供たちが増えているなんていうことを耳にしますが、給食もその辺りのことも考えてのいただけるとよいのですが。献立を考えるご苦労はあると思いますが・・・

 そういえば、国産の松茸、長い間食べてないなぁ。とふと思った私でした。

今日、NHK発行の「男の食彩」という雑誌を見ていましたら、こんな記事がありました。

あの ジュエル・ロブションさんは、 
・・・ 「フランス人は子供のころから、その季節においしいものを食べる訓練をするんです。果物もハーブも、チーズもね。成人したときにその積み重ねが、自分にとってなにがおいしいかを判断する力をつけてくれるんです。どんなリンゴがおいしいのか、どんなパンがおいしいのか、この料理にはどんなワインが合うのか、こういうことが自然にわかるようになる。」
 ジュエル・ロブション:フランス料理のスーパーシェフ。39歳のときミシュランの三ツ星を獲得した。

 やっぱりおいしさの判断基準は、こどもの時に養われるですね。


2002年10月14日 (月)
 先日、市場調査をしていました。何のことはない他の酒屋さんのサイトを見学していただけなのですが、ある酒屋さんのページで目が止まりました。「あれっ?」このコメント誰かのコメントとよく似ているなぁと思いもう一度ゆっくり読み直しました。「オイオイ、これ俺が書いたコメントにそっくりやんけ!」と思わず声を上げてしまいました。「他にもないかなぁ」と探してみました。「あっ!これもや!!」暫し沈黙。

その酒屋さんは、当店と同じ銘柄を何点か扱っておられます。まったく同じお酒の感想を述べるのですから、多少似た感じになるのは理解出来ます。しかし言葉尻はたくみに変えてあっても、文脈はほとんど同じなのです。これは、著作権の侵害にもなります。

お酒のコメント、感想を書くことは、そんなに簡単ではないのです。その文章には、これまで得た日本酒に対する知識や、何千という数のお酒をきき酒してきた経験があってこそ表現できる言葉があるのです。私は、極一部の数量限定酒を除き、実際に飲んでコメントを書きます。その時感じた香りや味わいを出来るだけ素直に表現したいと気持ちをこめて書いています。自分の生きた言葉でお客さまに伝えたいと思うからです。それを無断でそのまま使用することには、深い疑問と憤りを感じます。

瀧自慢 純米吟醸 「備前雄町」 斗瓶取りのコメント
斗瓶取りとは、低温でじっくり発酵させ、出来たモロミをきれいに洗い清めた酒袋に詰めて口を縛り、小型のタンクの口に棒を渡して、そこに吊るして行きます。あとは酒が自身の重みでポタッポタッと滴り落ちるのを待ちます。こうして落ちた酒の雫を斗瓶(1.8Lが10本分入る容器)で取り囲ったお酒です。機械で搾るよりも、ずっと香りや味わいの表情が豊かになります。

 ふわりとした甘みを感じる香りがします。含んだ瞬間に感じるやさしさ、角がまったくなく円やかな旨味が広がります。なめらかに喉に滑り落ちた後、コクのある甘みが口中に心地よく残ります。柔らかい吟醸の含み香と、まったりとした雄町の米の旨みに、贅沢な袋吊りによる気品ある味わいを備えています。

土佐しらぎく 純米吟醸 山田錦50%のコメント
 バナナ香のような香りが、豊かに舞い上がってきます。含みますとふわっとした口触りのソフトな旨味が感じられ、微量の空気を吸い込み舌の上で転がすと、やさしくふくらみのある香りが広がります。キレもなめらかです。酸味と甘味のバランスがとても良く取れていて、軽すぎず重たすぎず、上品な味わいに仕上がっています。

上記の二つ文章は、私が書いたコメントです。
その酒屋さんのページは多少、言葉尻を変えたり、一部を省略したりしていますが、ほとんど文脈が同じなのです。これは著作権の侵害になります。

このページをご覧になっている方で、見てみたいとお考えの方は、Googleで、キーワードを「瀧自慢」または「土佐しらぎく」として検索し上記と同じお酒を探されますと、ご欄になることが出来るでしょう。

検索エンジン Google のページへ   http://www.google.co.jp/

  同業他社様へ
  当店のコメントを利用される場合は、必ず事前にご一報下さい。

           e-mail:sake@abetaya.com



2002年10月7日 (月)
 昨日6日に、第16回「美酒と料理を楽しむ会」をお得意先の料飲店「嘉和ら屋」さんで行いました。今回は、奈良を代表する銘酒「春鹿」さんのお酒を皆さんといっしょに楽しみました。
蔵元からは、直々に社長さんと営業の中野君にも参加頂きました。会の様子は、準備出来次第ページにてご案内の予定です。

 今回は常連の方が多く、全体にリラックスした雰囲気となりました。お酒が美味しかったため、ほどよい酔っぱらい状態のお客さまもおられ楽しい会になりました。v(^o^)v ご参加頂きました皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございました。次回開催は、来年の春です。


2002年9月10日 (水)
 昨年の米同時多発テロから明日で一年になりますね。各マスメディアでは、米同時多発テロに関する特集を企画されているところが多いようです。
先日、あるテレビ局からこんなメールを頂きました。

今回、○○では、昨年9月11日の米同時多発テロから一年の、来月11日に向けて、米同時多発テロに関する特集を企画しております。その中で、「9.11は日本人にとってなんだったのか」ということで、みなさまの日常を切り取ったテロ発生当時の日記・記録を番組内で紹介していきたいと考えているところであります。

そこで、もしよろしければ、あべたや日記の中の昨年9月11日前後の日記を番組内で紹介させて頂きたいと考えております。
(必ず紹介できるかどうかは今のところまだわかりません。)

もうびっくりです。「私の日記でお役に立てるのでしたら、どうぞお使いください。」とお返事しました。正直、最近は特にさぼりがちなこの日記でも、見ている方は見てるんだ(そのままや)と思った次第です。あした放送されるかなぁ