ソレイユ ヴー ルージュ 2019 赤 720ml [2591]

ソレイユ ヴー ルージュ 2019 赤 720ml [2591]

販売価格: 2,200円(税別)

(税込: 2,420円)

クール便(冷蔵): 300円(税込:330円) がかかります。

在庫なし
温暖化の影響で満足のいく熟度に達さないようになり、この年をもって伐採した自社「陽畑」メルロー。10数年にわたって良い実をもたらしてくれました。樽熟成し同じ山梨市で萩原進氏が栽培する甲斐ノワールとブレンド。山ブドウのような深紫色で酸味の強い甲斐ノワールとそれぞれの欠点を補い合い、多様な要素が混ざり合った個性的なワインになりました。

2019年は暖冬からの猛暑に加え、雷雨や台風が連続した年で収穫期も不安定な天候でした。陽畑は着色だけでなく糖度も伸び悩み、萩原氏の甲斐ノワールでも病気が多発し収穫量が大きく減りました。未熟果や病果を根気よく取り除き収穫、機械でちぎれた梗は手作業で除去し青臭さを出さないように仕込みました。

それぞれ醗酵終了後、それぞれフレンチオークで8か月間樽熟成(新樽率25%)したのち二品種をブレンド、ノンフィルターで生詰し、リリースまで約1年間、瓶でも熟成しています。この年、全ての小仕込み赤ワインで自発的にマロラクティック発酵が起こったのが前年までと違う点。多様な要素を含みながらも纏まった自然な印象につながったと思われます。

深煎り珈琲や燻製、紫色の野性の木の実など複雑性のある香。口中ではプルーンシロップ様の重みとハスカップ様の酸が一体となり、蓬や野蒜のような薬草のニュアンスも心地よく感じられます。甲斐ノワールの酸味や野趣は適度に抑えられ、メルロのふくよかさと樽の甘いタンニンと融合、個性的ながらスルスルとグラスが進みます。

猪や鹿などのジビエ、豚の角煮、黒酢やバルサミコ煮込み、ぼたん鍋、スモークチーズ、リエットなどと。
初めて発酵を知った縄文人に思いを馳せ、陶磁器のゴブレット等で味わうとまた違った趣になりお薦めです。


飲用適温16℃前後。無濾過生詰のため滓や酒石が沈殿します。

※ヴ―は仏語で「願い」の意。飲む人売る人作る人 皆に希望がもたらされますよう。

山梨市八幡地区自社畑産メルロー57%
万力地区産 甲斐ノワール43%
ミディアムボディ 生産本数1240本
(旧トピネ ルージュ)

商品仕様

アルコール分 12%
ワインのタイプ (赤)ミディアムボディ
生産地域 山梨県
醸造元 旭洋酒

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