水端1568 2022年醸造 500ml [835]

水端1568 2022年醸造 500ml [835]

販売価格: 7,000円(税別)

(税込: 7,700円)

クール便(冷蔵): 300円(税込:330円) がかかります。

在庫なし

日本酒発祥の地 奈良で享保4年(1719年)より酒造りを営む油長酒造。

私たちが次の100年を見つめ、これから担うべき酒造りは何なのか、常に自問自答を繰り返します。
2021年、ここに油長酒造は新たなブランド「水端(みずはな)」によって現在の日本酒醸造技術の源流を辿ることにいたしました。

水端 1568
多聞院日記に記された、興福寺多聞院の技法を参考にした冬季醸造 3段仕込み時は室町時代1568年。奈良の興福寺では寺院醸造の最盛期。「多聞院日記」という名の寺院の日常を綴った日記が英俊という僧侶によって書かれました。

酒の醪が搾られて清酒となり、火入れされていることや、奈良酒が本能寺の変の直前の織田信長公へ献上されたという逸話も残っています。水端1568では「多聞院日記」の1568年の記述を参考に醸造。大甕で仕込みながらも現代の酒造りに通じる3段仕込みを行い、冬の寒い時期に微生物を巧みにコントロールし、奈良酒の名声を高める高品質な酒造りを行なっていたことが伺えます

【水端 1568 テイスティングノート】
色味は少し青みがかった薄黄色。冬季醸造ならではの低温発酵により、もろみの期間は水端1355よりも4−5日ほど長く、爽やかな青いリンゴを思わせる香りがお酒に溶け込んでいる。そやし水(乳酸発酵)由来のヨーグルトのような香りと麹由来の木の香りが合わさり、軽快だが複雑な香り。甘みは1355よりも少なく、酸度も低いが、渋みや苦味といった複雑味の要素を感じやすいのが魅力。3石の大甕とはいえ、現在のタンクに比べるととても小さな発酵容器で、総米100kg を 3回に分ける仕込み方法は、寒い冬の時期に安全に醸造を行うために理に適った方法であったと感じました。

◎試飲しました(2023.5.26)
 グラスに注ぐとほのかに黄色味を帯びています。香りはメープルシロップや松脂、微かにスモーク香など複雑に薫る。含むと最初に口当たりの柔らかさに驚きます。軽快さとクリィーミーさでソフトな甘みと複雑な酸味、熟成したや酒の様なニュアンスもあり、他に例がないので適切な言葉が浮かばない。喉ごしも良くしっとりと流れ落ち、余韻に穀物の優しい旨味と甘酸っぱさを残します。が単純な甘酸っぱさではない。アルコール度は17度もあるのに低アルコール(13〜14度)タイプかと思わせるほどの軽やかさがあり、不思議なお酒です。飲むほどに、色々な旨味成分がゆっくりと調和してまろやかになっていく感じがしました。






今回は、業界初ではないかと思いますが、NFCタグが商品に付いています。

NFCタグとは

NFC(Near Field Communication)タグは、「近距離無線通信」を用いた技術です。
スマートフォンを商品にかざすだけで、たくさんの情報を読み取ることが可能になってます。また、従来のQRコードと異なり、読み取り時の環境に左右されず短い時間で接続することができ、、カメラアプリ等を起動する必要もなくなるため、消費者にとっても簡単に読み取ることが可能です。

●NFCタグから得ることが出来る情報
(1)購入した水端が正規流通品であることの証明
(2)水端に使用している秋津穂米の【生産者】から、製造者である【油長酒造株式会社】販売していただく【正規酒販店様】までの一連の流れを地図上で見ることが可能
(3)「開封検知」機能によって、未開封のものであることの証明
(4)開封後にNFCタグにかざして頂くことで、”いつ“”どこで“開封されたかの確認
(5)【水端】や【油長酒造株式会社】に関する詳しい情報

NFCタグを活用することで得られるメリット

「真贋証明」により、水端ブランドの価値を保護
“いつ”“どこで””誰の手によって“”どのように“扱われたかを一目で確認することができ、製造者である私達だけでなく、酒販店様から消費者様が安心して水端を販売、購入していただくことが可能。水端は熟成も視野に入れた商品になりますので、時間軸での価値創造も一目で確認することが可能です。また、「真贋証明」で保護されていることが一目で確認いただけるので、特別な商品であることの価値創造にもつながります。

開封検知による偽造防止
購入していただいた水端が未開封であるか確認いただけるので、偽造品の防止になります。また、開封後にNFCタグを読み取ることで、“いつ”“どこで”開封されたかが確認できます。そのデータを取得することで、今後水端をどのように販売していくかのヒントに繋がります。

詳しい情報をスムーズに得ることが可能
NFCタグをかざすだけで、水端や油長酒造株式会社に関する詳しい情報を読み取ることが可能になりますので、消費者様の自由なタイミングでお酒と共に情報を見ていただくことが可能になります。購入した水端と弊社のお酒造りに関する思いや、水端のストーリーがスムーズに伝わることで、より深くお楽しみいただけます。

端のボトル口にご注目!
NFCタグなるものが装備されています。

楽しみ方(1)
トレサビリディ確認機能
スマホをホーム画面の状態でタグの中心にかざしてみてください。お米の生産者→油長酒造→販売店の履歴や、水端の魅力をご覧いただけます。

楽しみ方(2)
開封検知機能
開封後にもう一度スマホをかざして下さい。お客様のおおよその位置が地図上に表示され、正規流通の水端を手にされた証明となり、確認することができます。

※注意点(1) スマホが反応する場所が機種によってさまざまです。反応しない場合はご自身のスマホのどこタグを認識する場所があるのか、探ってみてください。iPhoneは上端の中心、XperiaはNのマークの場所

※注意点(2) 開封検知にはNFCタグのシッポの部分が切り離される必要があります。コルクを開ける時にタグのシッポが切れる様に開栓してください。なにぶんまだこれからの先端的な取り組みですので、不具合など発生する場合があるかもしれませんが、その場合は速やかに改善してまいりますので温かく見守っていただけますと幸いです。



商品仕様

原料米 奈良県産米 秋津穂
日本酒度 +3
酸 度 3.5
アミノ酸度 3.4
コンディション 火入れ
酒造年度(BY) 令和4BY(2022BY)
アルコール分 17%
保存方法 冷暗所
発酵、熟成 大甕仕込み

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