大倉 特別純米 S.yedo 生酒 1.8L [2427]

大倉 特別純米 S.yedo 生酒 1.8L [2427]

販売価格: 3,200円(税別)

(税込: 3,520円)

クール便(冷蔵): 300円(税込:330円) がかかります。

在庫なし
◆蔵元より
最古の清酒酵母と言われております3種のうち、S.yedo に今年も挑戦いたしました。
 さて、S.yedoとは、 (以下抜粋です) 

中沢亮治博士が1907年酒造行程の「酛」から分離した酵母に、Saccharomyces yedo(サッカロマイセス エド)と命名したものです。通称「江戸酵母」と呼ばれています。

▼中沢亮治(1878〜1974)
 明治38年(1905年)東大農化卒。明治40年(1907年)ドイツ留学、明治42年(1910年)帰朝。大正11年(1922年)台湾専売局。95歳で逝去。ドイツ留学中に研究した清酒酵母2株に、Saccharomyces Tokyo Nakazawa、Sacch.yedo Nakazawaと命名した。Sacch. sake Yabeとともに、 "The Yeast"の分類書に清酒酵母の代表株として記載されている。

 …という、まあ難しいことはよくわかりませんが、再現性がない酵母だとか(某蔵元 談)です。なかなか奇抜なスペックで仕上がっております。味わいは下記コメントをご参考にしていただけましたら幸いです。

上立ち香はほとんど感じられませんが、一口含むとアラびっくり!皮付き種アリの完熟巨峰を彷彿とさせる、ある意味フルーティーでジューシーな味わいです。とはいえ一般的な香りプンプン吟醸タイプとは全く異なりますので悪しからず。

ブワッと芳醇な旨味が炸裂し、リッチな余韻を残します。濃い目の酒肴や肉料理とあわせると後口がスカッと いい感じではないでしょうか。

◎試飲しました(2023.9.15)
試飲用サンプルはうすにごりでした。全てを確認したわけではありませんが、市販用は濁っていないと思います。香りはサワークリームやヨーグルトを思わせます。含むと甘酸っぱさとクリーミィ―な旨味が混ざり合う。この甘酸っぱさが心地良く口当たりの優しもあって美味しいです。喉ごしも滑らかで後キレ良く、余韻は酸で引き締まります。  

大倉らしい美味しさというか、大倉にしか出せない旨さがあります。変わった事をしますが、私的には旨いです。

商品仕様

原料米 北海道産きたしずく100%使用
精米歩合 70%
日本酒度 -16
酸 度 5.4
使用酵母 S.yedo (1909)
コンディション 生酒
酒造年度(BY) 令和4BY(2022BY)
アルコール分 17〜18度
保存方法 要冷蔵

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